- 最終更新日:2024/12/03
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米澤穂信さんの作品で、本屋大賞ではノミネート作です。実際に起きたネパールでの、皇太子による国王はじめ王族8人の殺害事件をモチーフに、日本人報道記者を主人公とした骨太の作品です。2015年の作品ですが、報道というものがあるかぎりは色あせないテーマを扱っています。
2021年の本屋大賞で翻訳小説部門で一位を獲得した、ザリガニの鳴くところ。湿地帯で見つかった男の死体から発展していくストーリーに目が離せなくなります。
こちらの小説はひとりの少女を取り巻く大人達が少女が大人になるまでの期間、血の繋がりを超えてバトンを渡すかのように成長を繋いでいくお話です。登場人物が良いい人ばかりで、読み終えた時にぎゅっと心が温かくなります。
第1回本屋大賞受賞作品です。記憶が80分しか持続しない数学者と母子家庭の母子の交流を描いた作品です。といっても数学のことはほとんど出てきません。数学が苦手な私でも、感動できた作品です。なぜか、新庄選手の時代の阪神のことも出てきます。
音楽をモチーフにした小説ですが、緊張感のあるストーリーがつづられているので一気に読みたくなること間違いなしです。単行本なので読みやすいですよ。
2020年の翻訳小説部門第1位、韓国のソン・ウォンピョンによる「アーモンド」はいかがでしょう。脳の中にある偏桃体(アーモンド)が小さいため、恐怖や怒りを感じることができない少年ユンジェが、彼とは逆に感情が豊かすぎる少年ゴニと出会うことで、二人とも変化していきます。王道の青春ものですが、物語の基本設定がとても現代的。いい言葉がたくさんある本です。
2022年の本屋大賞・翻訳小説部門ノミネート作、AIを扱ったカズオ・イシグロの『クララとお日さま』。過剰にドラマチックだったり、陰惨だったり、重苦しかったりすることが多い同賞ノミネート作の中では異色といえる軽やかなタッチの、それでいて根底には重たい倫理的テーマが横たわった、イシグロらしい作品です。最近文庫化もされましたが、組版が単行本のほうが読みやすいので、プレゼントするなら単行本がおすすめです。
学校行事として、夜を徹して歩くという慣例がある高校に通う生徒たち。その行事を通じて、さまざな事件があったりして、なんともわくわくする物語。この本は、常に自分の中で青春小説の金字塔として輝いています
映画化もされた和田竜の「のぼうの城」はいかがでしょう?秀吉の2万人の軍に対してわずか500人の忍城との手に汗握る攻防戦です。率いるのは頼りないけど領民に愛されまくってる「のぼう様」。どんな戦が展開されるのかワクワクドキドキの楽しい小説です。
今年の「本屋大賞」受賞作。とにかく勢いがあって、猛烈におもしろいです。滋賀県に住む女子中学生の成瀬の突拍子もない行動を、親友の島崎が書き綴っているという設定の小説。大股でザクザク歩いていく感じの痛快な一冊です。連作短編集なので、細切れになりがちな通勤時間に読むのに適しています。
他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラのことです。都会の中で孤独に生きる中、その中から自分の希望を見致していく少年の姿は、どこかしら誰でも共有できる感覚があります。通勤時間等に読みやすい一冊です。
タイトルが「?」だったのですが、フーガとユーガは人の名前です。最後までどんどん引っ張られるので、下車するのをお忘れなきように
強く生きる登場人物に自分を重ね合わすこともでき、生きることへの気持ちが変わりそう。また選択を迫られるシーンなども読み応えがあり、後半も涙なしでは読めません。心に残る名作です。
2010年の本屋大賞で2位を受賞した、夏川草介著の「神様のカルテ」です。現在、原作シリーズが4冊出版されており、映画・ドラマ化もされた作品です。長野の地方病院に勤務する救急外来の医師、栗原一止が激務の中での患者や同僚・家族との触れ合いの中で、命に向き合い、考え、成長していく物語です。読んだ後に優しい気持ちになれる作品です。
恩田陸の『蜜蜂と遠雷』です。映画化もされたエンターテイメント小説。お友達に楽しんでもらえると思いますよ。
主人公を大泉洋にあてがきで書き、のちに大泉洋主演で映画化された塩田武士著「騙し絵の牙」はいかがでしょう?2018年本屋大賞ノミネート作品です。だまし騙されのコンゲームのようなドキドキさせられる内容の作品です。通勤時間が短く感じられること間違いなしです。
少し古臭い作品ですけどこういうのはどうでしょうか。見てたら感動するし電車の中でも読むのにはいいかもしれません。
三浦しをん作の小説で、国語辞典の編集者の物語で、文章の読みやすさと物語の展開がよく、通勤中の読書に合う小説だと思います。辞典が作成される過程も参考になり、読後のほんのりとする感動も味わうことできるので、良いと思います。
今年の本屋大賞を受賞した話題作です。今の時代背景を理解するのにふさわしい本でもありますしグッと引き込まれるストーリー性があります
この商品が良いと思います!2021年の選ばれた作品です電車で読むなら短編集の方が良いと思います!きりが良いところで終われたらスッキリしますからね一つ一つの内容がとても深いのでとてもためになると思います
私のオススメは、2011年第8回の本屋大賞受賞作、「謎解きはディナーのあとで」で、テレビドラマ化もされた作品なので、知っている方も多いと思います。ミステリー作品なので事件は起きますが、お嬢様と毒舌な執事のやりとりがコミカルな作品なので、暗くなり過ぎずに電車の中でも、楽しく読み進められるかと感じました。
電車通勤中に読む本でしたらこちらをおすすめします。ほんわかする素敵な内容の本で、電車をなんかすっきりしていて、良い一日が始められそうな気がしますよ。
木皿泉のさざなみのよるお勧めです。本屋大賞は2019年に受賞しています。優しさがいっぱいのお話です。
日常ミステリーというジャンルなのに舞台は戦場というミスマッチが面白い小説です。基本的に本屋大賞の本はハードカバーのもなので、通勤時に読みやすい文庫版が発売されているものが良いと思います。
本屋大賞の受賞作品でしたら、こちらの「かがみの孤城」がおすすめです。2018年の大賞作品で辻村深月さんの書いた作品ですが、小説が好きな人も本を読むのが苦手な人にも読んでほしい、万人におすすめできる一冊と思っています。内容について多くは語れませんが、近代文学では個人的にベスト3には入ります。
昨年、2022年の本屋大賞受賞作。評判通りの秀作でした。物語の舞台は第二次大戦が激化していた1942年。ソ連の農村がドイツ軍に襲われ、辛くも生き延びた少女セラフィマは、ソ連軍の女性兵士イリーナに助けられます。そこから少女を翻弄していく運命のうねりは、戦争というあまりにむごい現実の醜悪さを背景に、激しさを増していきます。フィクションだからこそ伝わる、戦争という暴力の実相におののくよりありません。
文芸社の「余命10年」の文庫で、移動時間に読むのにぴったりで、人の心理を的確にとらえた読み応えのある内容です。
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