ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

美大に通う男子学生が電車で出会った女性に一目惚れする恋の物語です。でも彼女には秘密が…それは時間の流れが逆の世界から来ていること。つまり彼にとって「明日」が彼女にとっては「昨日」という不思議な関係。限られた時間の中で2人が一緒に過ごす日々は甘くて切なくて、思わず泣けてしまうような美しい恋愛が描かれています。映画化もされているので視覚から入ることもでき、文体も中学生でも読みやすいですよ。

時空系のファンタジー要素が入っている七月隆文のぼくは明日、昨日のきみとデートするはいかがですか。映画化もされています。

ぼくは明日、昨日のきみとデートするの小説で彼女の秘密を知ったときに読み返ししたくなるようなストーリーで切なくて心も温まる感じでいいなと思いました。